鳥インフルエンザウイルスが人に感染するには、ニワトリを始めとした病鳥の体液や心臓をはじめとした内臓、便との接触が原因となって起こることにより、成立するものです。
人間から人間への感染は患者との性行為などの濃厚な接触がない限り、起こりえないと考えられています。
十分に加熱調理された鶏肉や鶏卵では、仮にそれらが病鳥であったとしても、感染することはないとされます。
ただ、生のまま加熱せずに病鳥を食べる場合には、鳥インフルエンザに感染する確率が大幅に上昇してしまいます。

感染経路は病鳥からのみですが、概ね2〜7日の潜伏期間があることを考慮する必要があります。
なお、2週間以上の潜伏期となる症例もあります。
この点に考慮した上での対処や対応が必要です。

日本国内で人間に鳥インフルエンザが確認された例はごくわずかではあります。
その病状は、厚生労働省の発表データによれば、何も自覚症状が出ない無症状なものから、重度の結膜炎や下痢またかなり高温になることもある発熱や咳などインフルエンザの様な症状が現れることが多いです。
最悪の場合、重い肺炎や多臓器不全さらには呼吸不全が引き起こってしまうことによる死亡例も確認されており、その致死率は50%以上です。

鳥インフルエンザの感染を止めるには、家禽をはじめとする鳥類の厳しいチェックや病鳥やその周辺の鳥類を処分することが必須条件であり、これによって人間への感染予防や被害の最小限化を図ることができます。
鳥インフルエンザが確認された区域への渡航制限が存在していない現状ではありますが、そういった場所に向かう場合には、鳥類が存在する可能性のある市場などへの立ち入りを厳しく制限したうえでの行動が必要です。
さらに、鳥の死骸には触れないようにし、常に滅菌することが必要です。
世界中の渡航が容易になった現代だからこそ、細やかな所まで気を使って感染経路を完全に断つことを心掛けなければなりません。

鳥インフルエンザが発生した場合の対処法

しかし、細かな所まで気を使って感染経路を完全に断つことを心掛けなければならないといっても、相手は目に見えないウィルスなので防ぎようがありません。
そのため、ニュースなどを見て感染が広がっているとわかった時には鳥インフルエンザが発生した場合の対処法を知っておくことが大事です。

厚生労働省の対応マニュアルによると、まず感染の原因としては鳥の中で変異したウィルスを人間が食べる行為などにより摂取して感染します。
その症状は先に言ったとおりに、発熱などの風邪の症状だけでなく肺や気管支を完全に機能不全にまで進行させてしまうので致死率が50パーセントと高いです。

鳥インフルエンザが発生した場合には、当然ですが最大の感染経路となる養鶏場や鳥が多い田園地帯の近くには足を踏み入れないことです。

ただ、目に見えないウィルスなので、どこに存在していて、いつ体に侵入するかわかりません。
一番の感染経路は体に付着したウィルスが食事やドアノブなど別の誰かが触れたものに触れることで感染することで起きるものです。
そのため、感染拡大のニュースが広がったら、外から帰ってきたら必ず全身の洗浄および衣服をほうきなどで払うなどを10分以上を目安に行うことでウィルスを除去することができます。

日本国内ではなく国外で感染する場合もあります。
国内に帰ってきてから1週間は体調の変化に注意し、その間に症状である咳や熱が発生しかつ入国した国で注意警報が出たと発表されていれば、感染を広げないためにも、すぐに医療機関を受診して調べてもらいます。
そのうえで感染しているとわかれば入院隔離をしてもらい、その間に立ち寄ったところを保健所に申請して消毒液と注意警報を出してもらいます。